icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻7号

1998年07月発行

今月の主題 腎・尿路系の問題とマネジメント

腎・尿路系疾患のcontroversy

慢性腎炎(特にIgA腎症)に対して抗血小板薬は有効か

著者: 八森淳1 吉村学1 五十嵐正紘1

所属機関: 1自治医科大学地域医療学

ページ範囲:P.1259 - P.1261

文献概要

ポイント
●抗血小板薬単独療法でのIgA腎症の予後改善のevidenceは今のところない.
●シクロホスファミド,ジピリダモール,ワルファリンのcombination triple therapyで尿蛋白量の減少を報告した2つのRCTがある.
●IgA腎症に対する抗血小板薬の予後改善効果を目的としたRCTが望まれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら