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今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療 虚血性心疾患
新しい穿刺法によるカテーテル治療—transradial approachとbrachial approach
著者: 落合正彦1
所属機関: 1帝京大学医学部内科
ページ範囲:P.1337 - P.1339
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●冠動脈インターベンションにおける使用器機は近年急速に1ow-profile化し,術後安静度の軽減と出血性合併症の軽減が可能なtransradial approachが,6Frガイドカテーテルを用いて始められた.
●Transradial approachの成功率は従来の大腿動脈穿刺による冠動脈インターベンションと何ら遜色なく,少数の例外を除いてその実施が可能である.
●急性心筋梗塞や不安定狭心症などの緊急例は,むしろtransradial approachの良い適応と考えられる.
●今後のさらなる使用器機の進歩と一部の症例における7ないし8Frガイドカテーテルの使用は,その適応をさらに拡げるものと思われる.
●冠動脈インターベンションにおける使用器機は近年急速に1ow-profile化し,術後安静度の軽減と出血性合併症の軽減が可能なtransradial approachが,6Frガイドカテーテルを用いて始められた.
●Transradial approachの成功率は従来の大腿動脈穿刺による冠動脈インターベンションと何ら遜色なく,少数の例外を除いてその実施が可能である.
●急性心筋梗塞や不安定狭心症などの緊急例は,むしろtransradial approachの良い適応と考えられる.
●今後のさらなる使用器機の進歩と一部の症例における7ないし8Frガイドカテーテルの使用は,その適応をさらに拡げるものと思われる.
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