icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻8号

1998年08月発行

文献概要

今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療 虚血性心疾患

狭心症に対するステント留置術

著者: 木村剛1 延吉正清1

所属機関: 1社会保険小倉記念病院循環器科

ページ範囲:P.1347 - P.1350

文献購入ページに移動
ポイント
●バルーンによるPTCAの問題点である急性冠閉塞や再狭窄の解決策として,冠動脈ステントの研究が進められてきた.
●初期成績の向上,大規模試験による再狭窄予防効果の証明,チクロピジン使用によるステント血栓症の頻度の激減などの進歩を受けて,冠動脈ステントは現在の冠動脈インターベンションにおいて不可欠なものとなっている.
●大規模試験により妥当と考えられるステントの適応は,固有冠動脈初回限局性病変,静脈グラフト病変,慢性完全閉塞病変,再狭窄病変などである.
●ステント治療における最大の課題は,難治性ステント再狭窄に対する予防・治療法の確立である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら