文献詳細
文献概要
今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療 弁膜症
心タンポナーデに対するドレナージと癒着術
著者: 樫田光夫1
所属機関: 1国立国際医療センター循環器科
ページ範囲:P.1376 - P.1378
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●心タンポナーデ症状は,心膜液の貯留量でなく,貯留速度に関係し出現する.
●心タンポナーデの原因疾患として最も多いのは悪性腫瘍である.
●心膜穿刺施行時には,右室を穿刺しないよう心エコー図で穿刺方向を頭に入れてから行う.
●心タンポナーデ症状のない癌性心膜炎例に,心膜穿刺術は施行すべきでない.
●心タンポナーデ症状は,心膜液の貯留量でなく,貯留速度に関係し出現する.
●心タンポナーデの原因疾患として最も多いのは悪性腫瘍である.
●心膜穿刺施行時には,右室を穿刺しないよう心エコー図で穿刺方向を頭に入れてから行う.
●心タンポナーデ症状のない癌性心膜炎例に,心膜穿刺術は施行すべきでない.
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