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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻8号

1998年08月発行

文献概要

今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療 弁膜症

弁置換術に代わる僧帽弁形成術

著者: 江石清行1 川副浩平1

所属機関: 1岩手医科大学第3外科

ページ範囲:P.1379 - P.1381

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ポイント
●僧帽弁形成術は人工弁置換術に比較し,抗血栓性,心室機能などquality of life(QOL)の観点から優れており,健康人同様のQOLを獲得できる可能性を秘めた術式である.
●粘液変性による僧帽弁閉鎖不全は,腱索の延長,断裂による弁尖逸脱がその原因であり,形成術の良い適応である.
●再手術は術後2〜3年以内の比較的早期に集中し,再手術率は5〜8%が一般的である.その後は安定し,10年後の再手術非発生率は早期も含めて80〜95%である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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