文献詳細
今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療
弁膜症
文献概要
ポイント
●僧帽弁形成術は人工弁置換術に比較し,抗血栓性,心室機能などquality of life(QOL)の観点から優れており,健康人同様のQOLを獲得できる可能性を秘めた術式である.
●粘液変性による僧帽弁閉鎖不全は,腱索の延長,断裂による弁尖逸脱がその原因であり,形成術の良い適応である.
●再手術は術後2〜3年以内の比較的早期に集中し,再手術率は5〜8%が一般的である.その後は安定し,10年後の再手術非発生率は早期も含めて80〜95%である.
●僧帽弁形成術は人工弁置換術に比較し,抗血栓性,心室機能などquality of life(QOL)の観点から優れており,健康人同様のQOLを獲得できる可能性を秘めた術式である.
●粘液変性による僧帽弁閉鎖不全は,腱索の延長,断裂による弁尖逸脱がその原因であり,形成術の良い適応である.
●再手術は術後2〜3年以内の比較的早期に集中し,再手術率は5〜8%が一般的である.その後は安定し,10年後の再手術非発生率は早期も含めて80〜95%である.
掲載誌情報