icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻8号

1998年08月発行

今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療

先天性心疾患

動脈管開存症に対するカテーテル閉鎖術

著者: 中西敏雄1

所属機関: 1東京女子医科大学日本心臓血圧研究所循環器小児科

ページ範囲:P.1398 - P.1401

文献概要

ポイント
●近年,動脈管開存症に対するカテーテル治療の方法が発展してきた.
●デタッチャブルコイルを用いると,径3mm以下の動脈管は残存短絡なく安全に閉鎖できる.
●3mmより大きい動脈管でも,5mmまでなら複数のコイルで閉鎖できる可能性がある.
●3〜6mmの動脈管はRashkind閉鎖栓で閉鎖できる可能性があるが,現在はまだ使用認可待ちである.
●3mmより大きい動脈管の場合,手術の必要性が高くなってくる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら