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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻8号

1998年08月発行

文献概要

今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療 大動脈疾患と末梢動脈疾患

大動脈瘤に対するステントグラフト治療

著者: 石丸新1

所属機関: 1東京医科大学第2外科

ページ範囲:P.1437 - P.1439

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ポイント
●ステントグラフト治療の原理は,ステントグラフトを動脈瘤の中枢側と末梢側の健常部位に拡張固定して瘤内血流を遮断し,瘤の減圧と血行再建を同時に達成しようとするものである.
●本法の適応は,胸部下行大動脈瘤あるいは腎動脈分岐部末梢の腹部大動脈瘤であり,特に主要分枝動脈が瘤病変近傍にある場合には限界がある.
●本法の施行にあたっては,合併症に対応すべく緊急血管外科手術および麻酔管理が可能な施設に,高性能のX線透視および血管撮影装置を準備すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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