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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻8号

1998年08月発行

文献概要

今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療 大動脈疾患と末梢動脈疾患

新しい穿刺部止血法

著者: 西田隆寛1 山口徹1

所属機関: 1東邦大学大橋病院第3内科

ページ範囲:P.1451 - P.1453

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ポイント
●新しい止血法として,牛コラーゲンによる止血器具やポリエステル縫合糸による血管縫合器などが実用化されているが,従来の用手圧迫法に代わるほどの臨床的なスタンダードになる方法はない.
●新しい止血法により,用手圧迫法よりも止血・安静時間を短縮できるが,血管合併症の発生率は有意に減少しない.
●新しい止血法の使用に際しては,用手圧迫法よりも患者側や使用状況の制限がある.
●新しい止血法が普及するためには,医療経済の面でも利点を有することを示す必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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