文献詳細
文献概要
今月の主題 腹部エコーToday 腹腔内臓器における腹部エコー法の役割
肝細胞癌
著者: 真島康雄1
所属機関: 1真島消化器クリニック
ページ範囲:P.1516 - P.1518
文献購入ページに移動ポイント
●直径15mm以上ではnodule in nodule,隔壁エコーなどによるモザイクパターンや門脈,胆管内の腫瘍栓に注意する.
●直径15 mm以下ではbright loop,後方エコーの増強などの所見の判読でなく,描出がポイントである.それには7.5MHzプローブの使用が有用となる.
●最近では質的診断や経過観察に,カラードプラは不可欠で重要な位置を占めている.
●通常のエコーの現在における役割は,小さいものを(1cm以下)見つけて,サイズや内部エコーの変化を精密にフォローすることである.
●直径15mm以上ではnodule in nodule,隔壁エコーなどによるモザイクパターンや門脈,胆管内の腫瘍栓に注意する.
●直径15 mm以下ではbright loop,後方エコーの増強などの所見の判読でなく,描出がポイントである.それには7.5MHzプローブの使用が有用となる.
●最近では質的診断や経過観察に,カラードプラは不可欠で重要な位置を占めている.
●通常のエコーの現在における役割は,小さいものを(1cm以下)見つけて,サイズや内部エコーの変化を精密にフォローすることである.
掲載誌情報