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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻9号

1998年09月発行

文献概要

今月の主題 腹部エコーToday 腹腔内臓器における腹部エコー法の役割

肝内胆管癌

著者: 石田秀明1 小松田智也1 長沼裕子1

所属機関: 1秋田大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1525 - P.1527

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ポイント
●肝内胆管癌自体は,周囲肝組織とほぼ同等のエコーレベルであり,エコーで捉えにくい.
●門脈血流障害により限局性肝萎縮をきたすことがあるが門脈の途絶を認めた場合,肝内胆管癌を念頭に入れる必要がある.
●門脈血流障害により,限局性肝萎縮をきたすことがある.
●原発性硬化性胆管炎や肝吸虫などの慢性胆管炎を母地に発生することがある.
●CA 19-9は肝内胆管癌の早期発見や他の肝腫瘍との鑑別に有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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