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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻9号

1998年09月発行

文献概要

今月の主題 腹部エコーToday 腹腔内臓器における腹部エコー法の役割

膵臓

著者: 堀口祐爾1 今井英夫1 鈴木智博1

所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.1550 - P.1552

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ポイント
●代表的な膵疾患である急性膵炎,慢性膵炎,膵管癌,膵嚢胞性疾患について,体外式超音波検査(US)の診断的意義,診断のポイント,他のモダリティーとの比較などについて解説した.
●USは確かに膵疾患のスクリーニングとして,また膵疾患発見の契機としてなくてはならない検査法であるが,さらに精査法としても重要な役割を占めていることを改めて認識する必要があるように思われる.
●最近では,機器が日進月歩に進歩していて,また新しい手法(カラードプラ法やハーモニックエコー法)が次々と登場しつつあり,最も侵襲性の少ない画像検査法として超音波検査の今後に期待したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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