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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻9号

1998年09月発行

文献概要

今月の主題 腹部エコーToday 腹腔内臓器における腹部エコー法の役割

女性骨盤腔

著者: 作山攜子1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院放射線科

ページ範囲:P.1580 - P.1585

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ポイント
●女性骨盤腔の経腹的超音波検査を行うにあたっては,膀胱を充満してから行う.
●まず最初に子宮を同定する.大きさ,筋層および内腔のエコーを確認する.
●子宮の内腔は月経周期によって幅が異なるので,内膜の疾患と誤らないようにする.
●子宮以外に腫瘤が描出されるのは,卵巣の腫瘍の場合が最も多い.
●卵巣は嚢胞性構造物として描出される.子宮の右側,左側に描出されるとは限らないので,子宮の前方や後方も注意深くスキャンをして正常像か否かを判断する.正常卵巣の大きさは径が2〜4cmである.
●卵巣の良性・悪性腫瘍の鑑別のポイントについて述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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