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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻9号

1998年09月発行

今月の主題 腹部エコーToday

症状に応じた腹部エコーの活用法

上腹部痛

著者: 靜間徹1 唐澤英偉1 林直諒1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科

ページ範囲:P.1596 - P.1599

文献概要

ポイント
●上腹部痛をきたす疾患・病態の診断において,非侵襲的かつ簡便に施行できる超音波検査の有用性は高い.
●上腹部痛に黄疸を伴う場合には,胆管の閉塞機転の有無を確認する.
●上腹部痛の超音波診断では,腹部臓器のみならず,腹水やfree airの有無も重要である.
●腹部超音波検査では,肝ドーム下,下部胆管,膵尾部などの描出が困難な症例がみられる.
●病変の描出が困難な場合には,CT検査を併用することが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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