icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻9号

1998年09月発行

今月の主題 腹部エコーToday

症状に応じた腹部エコーの活用法

腹水

著者: 宮本幸夫1 辻本文雄1 福田国彦1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学放射線医学講座

ページ範囲:P.1604 - P.1605

文献概要

ポイント
●少量の腹水はMorison窩やDouglas窩に貯留する.
●超音波検査は,腹水の存在診断や質的診断に優れている.
●腹水の存在下では,通常の超音波検査では描出し得ない腹腔内構造が観察可能となる.
●腹膜炎では,腹水の腹腔内分布が異常となることがある.
●腹水中の胆嚢壁が肥厚していない場合は,癌性腹膜炎の存在を疑う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら