文献詳細
文献概要
今月の主題 腹部エコーToday 腹部エコーテクノロジーToday
ハーモニックイメージングの展開
著者: 森安史典1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科消化器病態学講座
ページ範囲:P.1622 - P.1625
文献購入ページに移動ポイント
●送信した超音波が伝搬したり散乱するときには,受信信号に非線形成分が含まれているが,それを映像化する手法のことをハーモニックイメージング法という.
●ハーモニックイメージングの代表的な手法は,周波数フィルター法による基本波除去による二次高調波の映像化であり,これをsecond harmonic imagingと呼んでいる.
●コントラストハーモニックイメージングの臨床的な目的は,血管内血流の造影のみならず,造影CTや造影MRIのような実質の造影効果を得ることである.
●Tissue harmonic imagingの臨床上の有用性に関してはいまだ議論の最中である.
●造影ハーモニックにしてもtissue harmonic imagingにしても,今後の臨床においては超音波診断の不可欠な手法となりつつある.
●送信した超音波が伝搬したり散乱するときには,受信信号に非線形成分が含まれているが,それを映像化する手法のことをハーモニックイメージング法という.
●ハーモニックイメージングの代表的な手法は,周波数フィルター法による基本波除去による二次高調波の映像化であり,これをsecond harmonic imagingと呼んでいる.
●コントラストハーモニックイメージングの臨床的な目的は,血管内血流の造影のみならず,造影CTや造影MRIのような実質の造影効果を得ることである.
●Tissue harmonic imagingの臨床上の有用性に関してはいまだ議論の最中である.
●造影ハーモニックにしてもtissue harmonic imagingにしても,今後の臨床においては超音波診断の不可欠な手法となりつつある.
掲載誌情報