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文献概要
続・アメリカの医学教育 スタンフォード大学病院レジデント生活・6
CCU(冠動脈疾患集中治療室)
著者: 赤津晴子1
所属機関: 1アメリカ・スタンフォード大学病院内分泌内科
ページ範囲:P.1657 - P.1659
文献購入ページに移動 アメリカでの死因の第一位は心臓疾患である.したがって,アメリカで一般内科医として仕事をしていると,心臓病を大変多く診る.特にスタンフォード大学病院では心臓内科・外科(心臓移植も含め)ともに力を入れている分野なので,カリフォルニア州の他の病院からの転院のみならず,全米,さらには世界各地からも特殊な治療を受けるために患者が集まってくる.
CCU(冠動脈疾患集中治療室)および心臓内科病棟では,毎月新しく編成される「心臓内科チーム」が患者のケアにあたる.チームの構成は,内科インターン4人,内科レジデント4人,心臓内科フェロー1人および心臓内科専門のAttendingPhysician 1人の計10人である.インターンとレジデントがペアを組み,各ペアが4日に一度交代で当直を受け持つことになる.当直ペアは,その日に心臓疾患で入院してくるすべての患者の主治医となる.
CCU(冠動脈疾患集中治療室)および心臓内科病棟では,毎月新しく編成される「心臓内科チーム」が患者のケアにあたる.チームの構成は,内科インターン4人,内科レジデント4人,心臓内科フェロー1人および心臓内科専門のAttendingPhysician 1人の計10人である.インターンとレジデントがペアを組み,各ペアが4日に一度交代で当直を受け持つことになる.当直ペアは,その日に心臓疾患で入院してくるすべての患者の主治医となる.
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