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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻1号

1999年01月発行

文献概要

今月の主題 抗菌薬の適切な使い方 抗菌薬を適切に使うために知っておくべきポイント

起因菌検出のために—グラム染色検査の意義と方法

著者: 源河いくみ1

所属機関: 1国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター

ページ範囲:P.13 - P.15

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●グラム染色では,その染色性(グラム陽性・陰性)および形態(球菌・桿菌など)をみることにより起因菌が推定できる.
●白血球に貧食されている細菌があれば,それが起因菌である可能性が高い.
●グラム染色で有意に見えなければ,培養結果でその細菌が陽性でも,それは起因菌ではなく定着菌や汚染菌であることが多い.
●遠心しない尿のスメアを強拡大(対物×100)で見て細菌が見えた場合は,尿路感染として有意な定量培養の105に相当する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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