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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻1号

1999年01月発行

今月の主題 抗菌薬の適切な使い方

各種抗菌薬の特徴と使い方

ペニシリン系

著者: 松村理司1

所属機関: 1市立舞鶴市民病院

ページ範囲:P.36 - P.39

文献概要

●ペニシリンGのような非常に狭域の抗菌薬を自家薬籠中のものにすることこそ,感染症治療の基本にほかならない.
●すべてのペニシリン系薬は,細菌の細胞壁合成を阻害するため,殺菌作用があり,細菌に対する選択毒性が強い.
●ペニシリンG系は,ペニシリナーゼによって分解されやすいという弱点はあるが,肺炎球菌や連鎖球菌や梅毒トレポネーマに対しては,今でも最も優れた抗菌力をもっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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