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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻1号

1999年01月発行

文献概要

今月の主題 抗菌薬の適切な使い方 各種抗菌薬の特徴と使い方

セファロスポリン系

著者: 武田裕子1 大塚盛男1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系

ページ範囲:P.40 - P.43

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●セファロスポリン系抗菌薬は多数存在するが,グラム陽性菌と陰性菌のどちらをよくカバーするか,嫌気性菌に対する抗菌力はどの程度か,Pseudomonas aeruginosaに有効か,などを中心に理解すると治療薬の選択に役立つ.
●第3・第4世代セファロスポリンの投与が必要な市中感染症はそう多くない.広域スペクトルを有し抗菌力の強い抗菌薬の使用は慎重にすべきである.
 ●セファロスポリンは,腸球菌Enterococcus spp.,MRSA(methicillin-resistant S. aureus)による感染症の治療には用いられない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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