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文献概要
今月の主題 抗菌薬の適切な使い方 各種抗菌薬の特徴と使い方
アミノグリコシド系
著者: 戸塚恭一1
所属機関: 1東京女子医科大学感染対策科
ページ範囲:P.51 - P.54
文献購入ページに移動●アミノグリコシドは,グラム陽性菌では黄色ブドウ球菌,陰性菌では緑膿菌,および大腸菌,肺炎桿菌などの腸内細菌科に幅広く抗菌力を示すが,嫌気性菌に対する抗菌力はない.
●殺菌作用が強く,他剤に比しグラム陽性・陰性菌のいずれに対しても優れたpostantibiotic effectを示す.このため投与間隔の延長が可能である.
●副作用では特に腎毒性に注意を要する.投与回数を減らすことで軽減が可能である.
●殺菌作用が強く,他剤に比しグラム陽性・陰性菌のいずれに対しても優れたpostantibiotic effectを示す.このため投与間隔の延長が可能である.
●副作用では特に腎毒性に注意を要する.投与回数を減らすことで軽減が可能である.
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