文献詳細
文献概要
今月の主題 抗菌薬の適切な使い方 各種抗菌薬の特徴と使い方
ニューキノロン系
著者: 金光敬二1 嶋田甚五郎1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学微生物学教室・難病治療研究センター
ページ範囲:P.57 - P.59
文献購入ページに移動●適切なempiric therapyを行うために,抗菌力や体内動態・薬力学などから本系薬を使い分ける.
●抗菌スペクトルは,一般細菌から非定型病原微生物(マイコプラズマ属,クラミジア属レジオネラ菌属)に及ぶ.
●MRSA,緑膿菌,肺炎球菌,Campylobacterなどはニューキノロン薬に耐性を獲得しやすい.
●中枢神経毒性,光線過敏症,横紋筋融解症,糖代謝異常などの副作用に注意を要する.
●NSAIDs,テオフィリン,インスリンなどとの薬物相互作用で副作用が増強されることを念頭に置く.
●抗菌スペクトルは,一般細菌から非定型病原微生物(マイコプラズマ属,クラミジア属レジオネラ菌属)に及ぶ.
●MRSA,緑膿菌,肺炎球菌,Campylobacterなどはニューキノロン薬に耐性を獲得しやすい.
●中枢神経毒性,光線過敏症,横紋筋融解症,糖代謝異常などの副作用に注意を要する.
●NSAIDs,テオフィリン,インスリンなどとの薬物相互作用で副作用が増強されることを念頭に置く.
掲載誌情報