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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻1号

1999年01月発行

今月の主題 抗菌薬の適切な使い方

各種の主要感染症と抗菌薬の使い方

急性細菌性扁桃炎,扁桃周囲膿瘍,伝染性単核球症

著者: 星哲哉1

所属機関: 1聖路加国際病院内科

ページ範囲:P.90 - P.92

文献概要

●急性細菌性扁桃腺炎の起因菌としてはA群β溶連菌が最多であり,治療の基本はペニシリン系抗生物質である.
●扁桃周囲膿瘍の起因菌は嫌気性を含めた口腔内常在菌であり,内科的治療に加えて切開排膿などの外科的治療を必要とすることが多い.
●伝染性単核球症は時として急性細菌性扁桃腺炎との鑑別が困難であるが,患者の状態によっては急性細菌性扁桃腺炎としてempiric therapyを開始することも必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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