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今月の主題 抗菌薬の適切な使い方 各種の主要感染症と抗菌薬の使い方
梅毒
著者: 喜舎場朝和1
所属機関: 1沖縄県立中部病院内科
ページ範囲:P.132 - P.133
文献購入ページに移動●早期梅毒,潜伏梅毒の治療は5〜30年後に第3期,とりわけ神経梅毒に移行しないことを保証するものでありたい.
●神経梅毒の治療は適当な抗菌薬(ペニシリン,アンピシリンなど)を,髄液移行性を配慮して比較的大量に,梅毒菌の長い世代時間を配慮して比較的長期に投与する.
●このような条件を満たす治療法について,特に本邦ではコンセンサスは得られていないように思われる.
●治癒判定には,治療後カルジオリピン法(ガラス板法など)の定量試験の長期追跡を要する.
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