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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻1号

1999年01月発行

今月の主題 抗菌薬の適切な使い方

各種の主要感染症と抗菌薬の使い方

手術後感染予防のための抗菌薬投与と術後創部感染

著者: 竹末芳生1 板羽秀之2 横山隆3

所属機関: 1広島大学医学部第1外科 2広島大学検査部 3広島大学総合診療部

ページ範囲:P.138 - P.139

文献概要

●術中・術後の抗菌薬の予防的投与では,汚染される時点で十分な抗菌薬の組織内濃度を維持することが大切であり,麻酔導入直後より投与を行う.
●投与方法としては,予防的抗菌薬の投与期間は3〜4日として,その時点で感染徴候があれば治療薬に切り換えるという考え方が主流となってきた.
●消化器術後感染症の分離菌は一次感染症と比較し,大腸菌,肺炎桿菌,嫌気性菌は低率で,腸球菌,黄色ブドウ球菌,緑膿菌,エンテロバクターなどが高率となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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