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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻1号

1999年01月発行

文献概要

Scope

動物モデルによるヒト発がん研究

著者: 北川知行1 樋野興夫2

所属機関: 1癌研究会癌研究所 2癌研究会癌研究所実験病理部

ページ範囲:P.185 - P.191

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 樋野 1997年に京都で開催された第56回日本癌学会総会のパネルディスカッション「癌研究におけるScienceとPactice」で,北川先生は「発がんの動物モデルとヒト発がん」というタイトルでお話しされました.それは動物モデルによるヒト発がん研究や治療研究への貢献は,広い視野から理解し,評価する必要があるという内容でした.近年,「ヒトと動物はやはり異なるから動物モデルはあまり役立たないのではないか」とか,「ヒトでの遺伝子解析が進んでいるのに,今さら動物モデルは必要なのか」といった意見も散見します.そこで本日は,「ヒト発がん研究における動物モデルの意義」をじっくり話し合ってみたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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