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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻10号

1999年10月発行

文献概要

今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患 甲状腺疾患

治療の遅れがちな甲状腺眼症状—Basedow病眼症

著者: 井上洋一1

所属機関: 1オリンピア眼科病院

ページ範囲:P.1597 - P.1599

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●眼球突出は眼瞼との相関で目立つ場合と,そうでない場合があり,診断が遅れやすい.
●兎眼性病変は,結膜,角膜所見を重症化し,悪性眼球突出症をきたす.
●複視は,個人の代償機能の程度により,進行するまで訴えない.
●視力障害には,角結膜病変以外に特有な甲状腺視神経症があるので画像診断は欠かせない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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