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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻10号

1999年10月発行

文献概要

今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患 下垂体疾患

下垂体機能低下症

著者: 渡部肇1 須田俊宏1

所属機関: 1弘前大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1628 - P.1631

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●下垂体機能低下症の病因としては,男性では下垂体腫瘍が最も多いが,女性ではSheehan症候群(分娩後下垂体壊死)が腫瘍と同程度の頻度で認められる.低頻度ながら常に考慮しなければならない疾患としては,ACTH単独欠損症やリンパ球性下垂体炎などがある.
●治療されずに放置されると,副腎クリーゼや下垂体性昏睡を併発しうる.これらは直ちに治療を開始しなければならない内分泌緊急症である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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