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文献概要
今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患 高血圧症や糖尿病のなかに潜む内分泌疾患
褐色細胞腫
著者: 木越俊和1
所属機関: 1金沢医科大学内分泌内科
ページ範囲:P.1659 - P.1661
文献購入ページに移動●本症を疑った場合には,まず腹部超音波,CTスキャンあるいはMRIを行って腫瘍の存在を確認する.本症の腫瘍はMRI(T2強調画像)において高信号を呈するのが特徴的である.
●本症患者では持続型,発作型のいずれにおいても,尿中および血中カテコールアミンとその中間代謝産物であるノルメタネフリン,メタネフリンおよび最終代謝産物であるバニリルマンデル酸(VMA)の異常高値を示す.
●本症患者では持続型,発作型のいずれにおいても,尿中および血中カテコールアミンとその中間代謝産物であるノルメタネフリン,メタネフリンおよび最終代謝産物であるバニリルマンデル酸(VMA)の異常高値を示す.
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