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文献概要
今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患 偶発腫瘍を見つけたとき
副腎incidentaloma
著者: 小島元子1
所属機関: 1大原医療センター内科
ページ範囲:P.1684 - P.1686
文献購入ページに移動●副腎と関係がない疾患の検査の際に,偶然発見された副腎腫瘤を副腎incidentalomaと呼ぶ.その頻度は,0.35〜4.36%とされる.
●副腎incidentalomaは,副腎皮質腫瘍と髄質腫瘍に大別される.このほかに副腎実質細胞以外から発生した腫瘍(脂肪腫,骨髄脂肪腫,嚢胞,線維腫,神経線維腫,血管腫),副腎出血や悪性腫瘍の転移がある.
●副腎incidentalomaのうち,ホルモンを過剰に分泌する例や悪性を否定できない例では,腫瘍摘出術が第一選択となる.
●副腎incidentalomaは,副腎皮質腫瘍と髄質腫瘍に大別される.このほかに副腎実質細胞以外から発生した腫瘍(脂肪腫,骨髄脂肪腫,嚢胞,線維腫,神経線維腫,血管腫),副腎出血や悪性腫瘍の転移がある.
●副腎incidentalomaのうち,ホルモンを過剰に分泌する例や悪性を否定できない例では,腫瘍摘出術が第一選択となる.
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