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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 臨床検査総論
基本的臨床検査ガイドラインの考え方
著者: 渡辺清明1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
ページ範囲:P.20 - P.21
文献購入ページに移動 日常診療において,臨床検査を用い患者の診断をより的確に行うことはもはや避けて通れない現状にある.ただし,診断のためにむやみに検査を依頼するのでなく,医療経済面から効率のよい特異度,感度の高い検査を選択することが一方で望まれている.
この両者を可能にするには,患者に見合った最小限でかつ最適な検査を施行するほかない.そこで,日常初期診療における臨床検査の使い方の公式なガイドラインが必要になってくる.しかしながら,わが国においてはこのようなガイドラインはなく,検査の使い方は各診療科の医師によりまちまちである.
この両者を可能にするには,患者に見合った最小限でかつ最適な検査を施行するほかない.そこで,日常初期診療における臨床検査の使い方の公式なガイドラインが必要になってくる.しかしながら,わが国においてはこのようなガイドラインはなく,検査の使い方は各診療科の医師によりまちまちである.
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