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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 内科研修医が実施すべき基本的検査手技
血液型試験
著者: 村上純子1
所属機関: 1日本大学医学部臨床病理
ページ範囲:P.46 - P.49
文献購入ページに移動 内科研修医が実施すべき血液型試験は,ABO式血液型とRh0(D)血液型の2種類である.
ABO式血液型試験は,赤血球上の抗原の有無を調べるオモテ試験と,血清(血漿)中の抗体の有無を調べるウラ試験を行って判定する.Rh式血液型は,C,c,D,E,eの5つの抗原が知られているが,なかでもD抗原は抗原性が強いので,輸血前の血液型試験で確認しておく必要がある.
ABO式血液型試験は,赤血球上の抗原の有無を調べるオモテ試験と,血清(血漿)中の抗体の有無を調べるウラ試験を行って判定する.Rh式血液型は,C,c,D,E,eの5つの抗原が知られているが,なかでもD抗原は抗原性が強いので,輸血前の血液型試験で確認しておく必要がある.
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