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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 血液検査 総論
血液検査総論
著者: 奈良信雄1
所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科臨床検査医学
ページ範囲:P.106 - P.110
文献購入ページに移動 血液検査は一般的に,赤血球・白血球・血小板の数と形態を検査する血球検査,血栓止血異常を調べる凝固・線溶系検査に大別される.
これらは血液・造血器疾患を診断し,経過を観察するうえできわめて重要な意義がある.というのも,ほとんどの血液・造血器疾患では血液検査に異常所見が検出できるからである.さらに,肝疾患,腎疾患,内分泌疾患,自己免疫疾患などといった種々の全身性疾患に伴う血液所見の変化や,薬剤による副作用の有無をチェックするためにも,不可欠な検査となっている.
これらは血液・造血器疾患を診断し,経過を観察するうえできわめて重要な意義がある.というのも,ほとんどの血液・造血器疾患では血液検査に異常所見が検出できるからである.さらに,肝疾患,腎疾患,内分泌疾患,自己免疫疾患などといった種々の全身性疾患に伴う血液所見の変化や,薬剤による副作用の有無をチェックするためにも,不可欠な検査となっている.
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