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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 血液検査 血球検査
赤血球数/ヘモグロビン/ヘマトクリット/赤血球指数(MCV,MCH,MCHC)
著者: 奈良信雄1
所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科臨床検査医学
ページ範囲:P.111 - P.114
文献購入ページに移動異常値が出るメカニズムと臨床的意義
貧血,あるいは赤血球増加症の診断,ならびにそれらの程度を知るために検査が行われる.貧血がみられる場合には,赤血球,ヘモグロビン(血色素),ヘマトクリットの測定値から赤血球指数(MCV,MCH,MCHC)を計算で求め,貧血を分類する.
赤血球の減少あるいは増加は,血液・造血器疾患により造血能そのものに障害がある場合だけでなく,種々の全身性疾患でも異常になる可能性がある.このため,初期診療では欠かすことのできない検査である.
貧血,あるいは赤血球増加症の診断,ならびにそれらの程度を知るために検査が行われる.貧血がみられる場合には,赤血球,ヘモグロビン(血色素),ヘマトクリットの測定値から赤血球指数(MCV,MCH,MCHC)を計算で求め,貧血を分類する.
赤血球の減少あるいは増加は,血液・造血器疾患により造血能そのものに障害がある場合だけでなく,種々の全身性疾患でも異常になる可能性がある.このため,初期診療では欠かすことのできない検査である.
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