文献詳細
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
血液検査 血球検査
文献概要
異常値が出るメカニズムと臨床的意義
血液・造血器疾患では多くの場合,血球数に異常があり,診断される.
しかし,血球数には異常がなくても白血球百分率に異常があったり,各血球の形態に変化が起きていることも少なくない.殊に白血病や骨髄異形成症候群の診断には末梢血液像と骨髄像を観察することが不可欠である.このほか,貧血の場合でも,赤血球にみられる種々の形態的な変化から鑑別診断がつけられることがあり,末梢血液像の観察は意義深い.
血液・造血器疾患では多くの場合,血球数に異常があり,診断される.
しかし,血球数には異常がなくても白血球百分率に異常があったり,各血球の形態に変化が起きていることも少なくない.殊に白血病や骨髄異形成症候群の診断には末梢血液像と骨髄像を観察することが不可欠である.このほか,貧血の場合でも,赤血球にみられる種々の形態的な変化から鑑別診断がつけられることがあり,末梢血液像の観察は意義深い.
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