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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 血液検査 血球検査

骨髄像

著者: 室橋郁生1

所属機関: 1埼玉県立大学短期大学部衛生技術学科血液学

ページ範囲:P.130 - P.132

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異常の出るメカニズムと臨床的意義
 骨髄検査の適応となるのは,末梢血液検査(計測値,細胞形態,芽球の出現)の異常,造血臓器である骨髄細胞の異常が原因となる疾患,骨髄への腫瘍の転移,感染症のうち結核などの肉芽腫性疾患,Gaucher病などの蓄積病である.
 信頼性のある結果を得るには,検査の手技,部位,方法が適切でなくてはならない.骨髄は年齢とともに脂肪化が進むため,体幹に近い脂肪化の少ない部位がよい.脊椎骨,胸骨,腸骨の順で脂肪化が多くなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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