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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 血液生化学検査 蛋白
プレアルブミン
著者: 島中公志1 高瀬修二郎1
所属機関: 1金沢医科大学消化器内科
ページ範囲:P.195 - P.195
文献購入ページに移動異常値の出るメカニズムと臨床的意義
肝での蛋白合成能および栄養状態の指標として,従来より血清アルブミン濃度が用いられている.しかし,血清アルブミンは血中半減期が2〜3週間と長いため鋭敏な指標とはいえない.
プレアルブミンはそのほとんど(99%)が肝で合成され,かつ血中半減期が1.9日ときわめて短いrapid turnover proteinであるため,その血中濃度は肝障害の程度および栄養状態の早期指標として用いられている.
肝での蛋白合成能および栄養状態の指標として,従来より血清アルブミン濃度が用いられている.しかし,血清アルブミンは血中半減期が2〜3週間と長いため鋭敏な指標とはいえない.
プレアルブミンはそのほとんど(99%)が肝で合成され,かつ血中半減期が1.9日ときわめて短いrapid turnover proteinであるため,その血中濃度は肝障害の程度および栄養状態の早期指標として用いられている.
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