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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 血液生化学検査 炎症マーカー

APRスコア

著者: 後藤玄夫1

所属機関: 1名古屋市立城北病院小児科

ページ範囲:P.236 - P.238

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APR増加のメカニズムと臨床的意義
 感染病原の侵入により局所の免疫細胞から産生されたサイトカインは,血行を介して肝細胞膜のレセプターに到達する.その情報は核内の遺伝子に伝達され,肝細胞におけるAPR(acute phasereactants)の生合成が開始される.この蛋白質の増加は病原侵入から12〜24時間後に血漿中で確認できるようになる.APRの増加は感染特有のものではないが,感染症状に乏しい新生児感染症の早期発見,スクリーニングに利用されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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