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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 血液生化学検査 酵素および関連物質

アミラーゼとそのアイソザイム

著者: 田口進1 佐々木勝美1 渡辺浩之1

所属機関: 1昭和大学医学部第2内科

ページ範囲:P.308 - P.311

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異常値の出るメカニズムと臨床的意義
 消化酵素の一つであるアミラーゼは,糖質(炭水化物)を単糖に分解する作用をもち,分解された単糖は小腸から吸収され,肝や筋肉でグリコーゲンとして貯えられ,生体のエネルギー源として利用されている.
 アミラーゼは細胞の中の粗面小胞体で合成され,zymogen顆粒として消化管に,一部は間質に分泌され毛細血管から血流に入る.血液中のアミラーゼの一部は肝から胆汁中に排泄されるが,ほとんどは腎を経て尿中に排泄される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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