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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 血液生化学検査 酵素および関連物質

膵ホスホリパーゼA2

著者: 小川道雄1

所属機関: 1熊本大学医学部第2外科

ページ範囲:P.319 - P.319

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異常値の出るメカニズムと臨床的意義
 膵ホスホリパーゼA2(PLA2)は膵臓で合成され,膵液中に分泌されて消化酵素として作用する.しかし近年,膵PLA2には増殖因子としての強い活性があることが明らかにされた.すでにそのレセプターもクローニングされている.
 膵液中の他の酵素と同様に,膵PLA2の一部は血中に移行している.血中には由来の異なるPLA2が存在するため,膵PLA2を酵素活性で分別定量することは困難であったが,血中膵PLA2の測定系が確立され,特異的に膵PLA2のみを測定できるようになった.血中膵PLA2は膵酵素のうちでも膵臓に特異性の高い膵マーカーである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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