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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集

血液生化学検査 糖質および関連物質

インスリン,C-ペプチド

著者: 河盛隆造1

所属機関: 1順天堂大学医学部内科学

ページ範囲:P.350 - P.352

文献概要

異常値の出るメカニズムと臨床的意義
 インスリンとC-ペプチドは等モルで膵β細胞より分泌される.血中インスリンレベルの測定は,①内因性分泌動態の追跡に,あるいは②外来性投与インスリンの血中プロフィールの把握に必須となる.一方,血中C-ペプチドの測定は,血中インスリンレベルを測定しても意味がない際に必要となる.すなわち,インスリン治療時に内因性インスリン分泌状況を追跡するときである.しかし,尿中C-ペプチド排泄量の測定は内因性インスリン分泌量の推定に有用となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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