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文献概要
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集 血液生化学検査 血中薬物濃度
抗生物質
著者: 西園寺克1
所属機関: 1防衛医科大学校検査部
ページ範囲:P.440 - P.441
文献購入ページに移動抗生物質のTDMの総論
抗生物質は,「血中薬剤濃度(TDM)総論・対象薬剤」(p432)で述べた5項目のうち,剤形が注射剤の場合は“(4)non-compliance(服薬義務違反)により患者に重篤な症状が出る可能性がある”に該当しない.例外を除けば投与期間も長期とならないので“(5)長期投与が必要で,患者の腎機能,肝機能の変化により血中濃度が変動する可能性がある”にも該当しない.
抗生物質のTDMにおいては,起炎菌の変遷と使用薬剤の選択毒性が重要である.
抗生物質は,「血中薬剤濃度(TDM)総論・対象薬剤」(p432)で述べた5項目のうち,剤形が注射剤の場合は“(4)non-compliance(服薬義務違反)により患者に重篤な症状が出る可能性がある”に該当しない.例外を除けば投与期間も長期とならないので“(5)長期投与が必要で,患者の腎機能,肝機能の変化により血中濃度が変動する可能性がある”にも該当しない.
抗生物質のTDMにおいては,起炎菌の変遷と使用薬剤の選択毒性が重要である.
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