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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集

免疫学的検査 自己免疫関連検査

自己免疫疾患検査の進めかた

著者: 宮坂信之1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第1内科

ページ範囲:P.564 - P.566

文献概要

 生体は,自己の成分(自己抗原)に対して過剰な抗体を産生したり,感作リンパ球を作り過ぎないように調節する機構をもっている.これを免疫調節機構と呼ぶ.この機構にひずみが生ずると,過剰な自己抗体や自己抗原に感作されたリンパ球の産生が誘導され,組織傷害が起こる.このようにして生じた病的状態を自己免疫疾患と呼んでいる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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