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けんさ—私の経験
血液透析患者では血中のβ-D-glucanが高値である
著者: 加藤明彦1
所属機関: 1新風会丸山病院内科
ページ範囲:P.571 - P.571
文献購入ページに移動今回,不明熱の血液透析患者において血中β-D-glucan値を測定したところ,1,000pg/ml以上と異常高値を呈していた.培養では真菌は検出されず,その後,透析膜を再生セルロース膜よりトリアセテート膜に変更したところ,2カ月後には血中濃度は80.8pg/mlまで自然低下した.
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