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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集

腫瘍マーカー 消化器系

SPan-1

著者: 佐竹克介1

所属機関: 1大阪市立大学医学部第1外科

ページ範囲:P.656 - P.657

文献概要

臨床上の重要性
●SPan-1抗原は,ヒト膵癌培養株SW1990を用いて作製されたマウスモノクローナル抗体が認識する癌関連抗原である.
●SPan-1抗原は膵癌患者の血中に最も高率に検出され,膵癌の診断に有用とされる.しかし,胆道癌,胆嚢癌の血中にも高率に検出され,さらに,頻度は少ないが他の消化器癌や非消化器癌にも陽性例がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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