文献詳細
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
腫瘍マーカー 消化器系
文献概要
臨床上の重要性
●SPan-1抗原は,ヒト膵癌培養株SW1990を用いて作製されたマウスモノクローナル抗体が認識する癌関連抗原である.
●SPan-1抗原は膵癌患者の血中に最も高率に検出され,膵癌の診断に有用とされる.しかし,胆道癌,胆嚢癌の血中にも高率に検出され,さらに,頻度は少ないが他の消化器癌や非消化器癌にも陽性例がみられる.
●SPan-1抗原は,ヒト膵癌培養株SW1990を用いて作製されたマウスモノクローナル抗体が認識する癌関連抗原である.
●SPan-1抗原は膵癌患者の血中に最も高率に検出され,膵癌の診断に有用とされる.しかし,胆道癌,胆嚢癌の血中にも高率に検出され,さらに,頻度は少ないが他の消化器癌や非消化器癌にも陽性例がみられる.
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