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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集

腫瘍マーカー 呼吸器系

CYFRA

著者: 北村諭1

所属機関: 1埼玉県立大学保健医療福祉学部

ページ範囲:P.664 - P.665

文献概要

 肺癌の診断における腫瘍マーカーとしてはCEA, SCC, NSE, SLX, ProGRPなどが挙げられ,臨床の場で診断,経過観察などに用いられている.それぞれに特徴があるが,まだ十分とはいえず,補助診断法の域を出ていないのが現状である.
 従来の腫瘍マーカーは,喫煙,肺の炎症などによる影響が大であり,肺癌のスクリーニングにも十分とはいえない状況であった.また,治療におけるモニタリングも満足のできるものがないのが現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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