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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻11号

1999年10月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集

HLA検査と染色体検査

染色体検査

著者: 小林泰文1

所属機関: 1埼玉県立がんセンター病院内科第1部血液科

ページ範囲:P.720 - P.722

文献概要

 染色体は細胞周期の分裂中期にある核DNAが高度に濃縮されたもので,染色体検査は核DNA変化のスクリーニングとなる.誌面の都合で方法・手技は他書に譲る1).検査の対象としては,末梢血リンパ球などの体細胞と腫瘍細胞がある.体細胞を用いるのは主に先天性染色体異常症の診断で,腫瘍細胞を用いるのは腫瘍における遺伝子変化の検出である.本稿では,染色体検査がよく用いられる先天性疾患と血液腫瘍を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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