文献詳細
今月の主題 内科医のためのCT
頭部CT
文献概要
●超急性期の脳梗塞は灰白質のわずかな濃度低下と脳溝の局所的な狭小化を呈し,閉塞動脈内に栓子が認められることがあるが,異常がみられないこともある.
●亜急性期には濃度の上昇により病変が同定しにくくなるfogging effectと呼ばれる現象があり,造影剤投与によって増強される.
●出血性梗塞は急性期から亜急性期までみられ,急性期の前半と2〜3週で頻度が高いが,急性期前半では脳内出血との鑑別が必要である.
●亜急性期には濃度の上昇により病変が同定しにくくなるfogging effectと呼ばれる現象があり,造影剤投与によって増強される.
●出血性梗塞は急性期から亜急性期までみられ,急性期の前半と2〜3週で頻度が高いが,急性期前半では脳内出血との鑑別が必要である.
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