icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina36巻12号

1999年11月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのCT 頭部CT

変性疾患

著者: 和田昭彦1 大内敏宏1

所属機関: 1亀田総合病院放射線科

ページ範囲:P.1784 - P.1785

文献購入ページに移動
●変性病変の多くはCTではX線の吸収値の差としては描出できず,その診断はコントラスト分解能の高いMRIに委ねられる.
●CTの主な役割は,他の器質的疾患の除外である.
●MRI所見や臨床所見から臨床診断がなされれば,その後の形態学的変化(委縮の進行など)の経過観察はCTでも可能なことも多い.
●長時間の安静が困難な場合やペースメーカー装着者など,MRIの適応外の患者では必然的にCTの適応となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?