icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina36巻12号

1999年11月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのCT 腹部CT

胆嚢・胆道

著者: 石亀慶一1 市川智章1 荒木力1

所属機関: 1山梨医科大学附属病院放射線科

ページ範囲:P.1831 - P.1837

文献購入ページに移動
●CTは胆道系の評価も行え,かつ周囲(腸間膜,リンパ節,血管)および他の実質臓器も同時に客観的に観察が行える点で,他のmodalityより優れている.
●胆嚢,胆道系の病変の評価には少なくとも5mm以下のスライスの撮像が必要である.ヘリカルスキャンで撮像することが望ましい.
●胆道系のCTは閉塞部位の同定は高い確率で行えるが,必ずしも,胆石,胆管結石,腫瘍自体を描出できないことがあり,注意が必要である.
●CTでの胆嚢壁の肥厚する疾患の鑑別は一般的に難しい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?