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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻12号

1999年11月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのCT 腹部CT

腎臓

著者: 後閑武彦1 宗近宏次1

所属機関: 1昭和大学医学部放射線科

ページ範囲:P.1840 - P.1842

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●腎腫瘤性病変の診断におけるCTの役割は,腫瘤の検出,性状評価,そして腎細胞癌などの悪性腫瘍であれば治療方針決定のために病期診断を行うことである.
●急性尿路感染症が臨床的に疑われた場合,CTが適応となるのは臨床診断が不確かな場合,通常の内科的治療に反応しない場合,患者が免疫不全状態にある場合である.
●単純X線での陰性結石(尿酸結石など)もCTでは高濃度を示すので,尿路結石の診断にCTは役立つ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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